八村 塁(はちむら るい, 1998年〈平成10年〉2月8日 - )は、日本の男子バスケットボール選手。富山県出身。身長203cm、体重104.3kg、父親がベナン人、母親が日本人。ポジションはパワーフォワード/スモールフォワード。2019年のNBAドラフト一巡目でワシントン・ウィザーズより指名を受けた(全体9位)。 21キロバイト (2,296 語) - 2019年11月6日 (水) 22:26 |
ウィザーズの八村塁(21)は、ホームのワシントンで行われたキャバリアーズ戦に先発。35分18秒のプレーで、2試合ぶりの2ケタ得点となる21点をマークした。NBAでプレーしたアジア人では最速となるデビュー8戦目の通算100得点超え。チームは100―113で敗れ、通算2勝6敗となった。次戦は13日(日本時間14日)に、W杯1次リーグの米国戦で対決したケンバ・ウォーカーやジェーソン・テータムを擁するセルティックスと戦う。
デビューから8戦目、八村がまた1つ記録を打ち立てた。第2クオーター(Q)残り47・4秒、ドリブルで駆け上がると鮮やかにシュートを決めた。NBAのアジア人史上最速となる8試合目での通算100点超え。02年にドラフト全体1位指名を受けた中国のスーパースター・姚明の11試合目を3試合も上回った。前半だけでチーム最多の15得点でけん引。13本中10本のフィールドゴールを成功させ、自身2度目の20点超えに、「いい感じで守備ができて、それが攻撃につながった」と、うなずいた。
前戦のペイサーズ戦は5本のシュートを放つも成功は0本で、初の無得点に終わった。試合前日の練習後にはブルックス監督と1対1で約20分間のミーティングを行った。指揮官は「私が彼を難しい状況に置いてしまった。(どうすれば八村の)ベストを引き出せるか、把握しようとしているところ」と歩み寄った。八村も「『もっと楽しんでプレーしろ』と言われた。(試合の)最初の方はできた」と、復調のきっかけをつかんだ。ルーキーへの期待の高さはファンも同じ。第2Q途中、一度ベンチに下がっていた八村がコートに戻ると拍手が起きた。
ただ、チームは6敗目。負けた全試合で100点以上を奪われており、「ディフェンスをしっかりとやらないと勝てないと思った」と、課題は明確だ。次戦は4日空いて、8~9月のW杯(中国)の米国戦でも対決したウォーカーやテータムが所属するセルティックスと戦う。開幕から17日間で8試合と過密日程だったが、少し休む時間もできた。「ちょっと休んで、チームとしてもしっかりやっていかないといけない」。心身をリフレッシュして、3勝目をつかみにいく。
ソース/スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20191109-OHT1T50304.html